- 壁に飾る場合は、非酸性素材の台紙、及び紫外線を遮断するプレキシガラスで額装する。
- 直射日光は絶対に当たらないようにする。
- 光源としては、暖色系のLED照明が適している。白熱電球は、スペクトルの青紫の端で、より多くの紫外線を放出する。
- 額に入れてガラスをせずに、飾った場合、紙が歪んで、前面に突出するようになる。また、室内の湿気を吸収する。そのため、前面をガラスで覆うことは、必須である。
- 作品全体をディスプレイしたい場合には、専門店にて、2回り程、大きめに裏打をしてもらう。そのようにすることで、マット紙に隠れることなく、作品全体を飾ることができる。なお、必要がなくなれば、裏打ち紙をカットしたり、除去することは可能。
- 海外で購入した額付きの作品は、裏が油紙で封印されている。これは、内部の湿度を一定に保つためである。作品には良い環境だが、作品の入れ替えが難しいという難点がある。
- 浮世絵に適した額の大きさは、以下の通り。
大判:ワイド4切、台紙窓抜き寸法:238×350mm
中判:A4、台紙窓抜き寸法:200×287mm
小生はAmazonにて、「Kenko 額縁 ギャラリー」を購入している。
2021.10.4
- 浮世絵全般