2021.10.4 浮世絵全般 作品の保存方法 アート作品は、温度や湿度の変化を嫌う。色素が酸素と化学反応することにより退色する。そのため、それが発生しにくい環境を準備する。すなわち、低温度、低湿度、脱酸素。紫外線にあたると急速に退色するため、直射日光や光源からの紫外線はご法度である。浮世絵を、非酸性紙(たとう紙)に挟め、吸湿性及び耐火特性のある桐箱に保管するのがベスト。万が一に備えて、全ての作品を一つの桐箱に入れるのではなく、複数に分けて保管し、リスク低減を図る。 PREV LIST NEXT